マスコミの中の人

テレビの報道記者が書きたいことを書いています。あ、でも転職するんだった!次は出版社です。

これから転職する人にアドバイス!~テレビ局から出版社に移って1か月~

テレビ局を辞めて出版社で働き始めて、1か月が経ちました。

前職を辞めてから3日後に東京に引っ越して、

1週間で初出勤。

忙しかったけれど、やっと落ち着いた感じがします。

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 by Mark Sebastian

 

きょうはこの転職で感じたことを書いてみたいと思います。

 

【目次】


①これまでの状況まとめ

②仕事の面で考えたこと~転職とテレビの未来について~

③生活の面で考えたこと~24歳の私はもっとがつがつ働くべき?~

④これから転職活動する人・新しい仕事に就く人へアドバイス

 

①これまでの状況まとめ

転職については過去ブログにもちょこちょこ書いているのですが、

状況としてはこんな感じ。

 

・前職はテレビの報道記者

・組織に嫌気がさし、第二新卒で転職活動

・活動2か月で出版社の専門Webメディア編集者に内定

・その1か月と20日後に退職

・その10日後に初出勤

・引っ越しあり

・一人暮らし→同棲を始める

 

②仕事の面で考えたこと~転職とテレビの未来について~

第二新卒でも、やはり一度就いた仕事を変えるというのはいろいろ思うところがあります。

 

転職について

思ったより、完全に1からのスタートになってしまいます。

特に第二新卒だと、新卒と同じくらいの扱い。

もちろん、実務をこなす上での「筋の良さ」みたいなものはあります。

(特に私は前職も今も取材→情報をまとめて書く仕事なので…)

 

それでも、例えば新人がやるべき仕事をやらないといけないとか、

オイシイ仕事を獲得するためにはけっこう目立たないといけないとか、

「もし前職に留まっていたらしなくてもよかった苦労」

をしないといけない場面はあると思います。

 

また「チェンジ」するわけにはいかないので、

ここでどんなふうに結果を出して生き残るか、ということを

前職のときより強く意識するようになりました。

サバイバル精神が強くなった。

就社意識はほぼゼロに近いです。

 

テレビの未来について

紙の本がなくなったとしても、テレビはなくならないだろうなと思います。

なぜならテレビCMがなくならないから。

 

どんなにテレビCM枠が高額でも、やはりメジャー感を出す、

一気に大人数にリーチする、となるとテレビCMは強い。

多くのマーケティングに関する本がそう言っています。

 

webに広告費を持っていかれる、という話もありますが、

少なくともむこう20年くらいは、完全にとって代わられることはないと思います。

影響力の低下はあるかもしれませんが。

 

スポンサーがいるのであれば、番組も続けられる。

なので、テレビが危ない、すぐに転職しないと、という必要はないはず。

ビジネスモデル的に、広告が付く限り、番組は作れる。

 

そして免許で守られているから、

webメディアのように無数に増えていくこともない。

 

民放はたたかれまくってますが、

それでも世界的にみると

「日本の民放は強くて、web動画が参入しづらい」という話も聞きます。

 

③生活の面で考えたこと~24歳の私はもっとがつがつ働くべき?~

仕事は、時間の面でも体力の面でもだいぶ楽になりました。

無茶を言われた、と感じたことはこの1か月で一度もありません。

 

やっぱり、テレビの世界の「ろくに教えずに現場に放り込む」というのは

一般的ではないのだなと改めて思いました。

自分がそういう風に後輩に教えないようにしよう、とも。

 

ただ、こんなに余裕があっていいのか、とも思います。

まわりの友達はもっと残業しまくったり、

がつがつ働いている。

なんとなく、学生時代は学校の中でもカツガツ系だったから、

いまの自分に違和感があります。

 

ならもっと働けよ!という話です。

できることをやっていかないといけないと思います。

 

④これから転職活動する人・新しい仕事に就く人へアドバイス

さて、私が転職して感じたことから、厚かましいながらもアドバイスめいたものを

させていただきたいと思います。

 

⑴現職のメリット/デメリットを客観的に捉えてから、転職を

私の場合、テレビの中にいたときは

「テレビはオワコン」みたいなwebの記事を見て、けっこうびくびくしていました。

 

頑張った先に、やりたいことができる未来はあるんだろうか。

会社が潰れておしまいなんじゃないだろうか。

いまつけているスキルは、テレビの世界どころか、この会社でしか通用しないものなんじゃないだろうか。

 

などなど、不安でいっぱい。

「成長産業に身を置け」とか「フリー万歳!」みたいな風潮もあるし。

 

でもいま、時間ができたこともあり、メディアや広告の将来について情報を集めてみると、上に書いたようにいますぐ絶望的な状況というわけではない。

テレビの世界にいたときに、もう少しきちんと状況を把握できていれば、

やみくもに不安になることはなかったな……と思いました。

 

なので、自分の会社のビジネスモデルがどうなっているのか(なにで稼いでいるのか)といったことなど、

客観的な情報収集をした上で、見切りをつけるのか考えることが大切だと考えます。

 

⑵情報収集するときは、様々な側面から!味方ばかりで自分の周囲を固めない!

⑴を実行するために必要なのは、

様々な側面から物事を見ることだと思います。

しかし、感情が高ぶっている状態ではとても難しい。

 

会社の旧態依然なシステム、人間関係に嫌気が差していた私は、

テレビ批判の記事や言説に染まりやすくなっていました。

知らず知らずのうちに、自分の感情に味方してくれる意見ばかりが

目に入るようになっていたのだと思います。

 

さらに情報収集で使うwebは、プル型メディアといって、

(検索やSNSのフォローなどで)自分から情報を取りに行くかたちのメディアなので、

反対意見を目にすることは少なくなってしまうことを、頭に入れておくべきです。

(↑このあたりのことを理解して情報にあたっている人は、どれくらいいるのでしょう……辞書の引き方よりもこういうことを、学校でもしつこく教えるべきだと思います。)

 

なので、例えばwebだけでなく人に会ってみるとか、

本や新聞も読んでみるとか、工夫が必要だと思います。

 

その上で、「自分はこの言説/この人を信じる」「この意見はなんとなく本当っぽい」

→だから転職する/しない

 

という判断ができると最高だと思います。

私も、次に人生の選択に迷ったときは、今回の反省を生かしたいと思います……!